2016年 珈琲の記録はじめました[(何度目かの)再]
初めの頃は強いこだわりはなかったものの、飲み方にポリシーのようなものがあるほうが趣味の色を帯び高尚な香りがしてくると勝手に思っていた私は、家ではインスタントではなく、敢えてレギュラー珈琲を買ってきて、自宅でドリップすると、取り決めを設けた。
かたちから趣味を選んだ、今思えばやや不純な動機からのスタートだけど、7年も続けていると、それなりに好きな味や淹れ方であるとか、それらの風味を構成する要素であるとか、珈琲文化を創り上げた人たちにも徐々に関心が広がり、珈琲を通して様々な情報をキャッチしやすくなったように思う。今となっては趣味にしておいてよかった、と思っているところ。ありがとう7年前の自分。